迎えることと、われロマ

 いわきの演奏会の主題に「新しい人を迎えること」があると思う。新しい人とは、新生児や移住者などなど挙げられるが、今日の昼食時くらいまでずっと、私と継父(ままちち)のことを考えてしまった。

20年前の夕方、“まだ一緒に住んでないけど、これから一緒に住むことが決まっている”時期の継父が、家に遊びに来た(当時の家のメンバーは、母方の祖父母、母、私10歳)。その日は茶菓子などの用意がなかったから、祖母が、祖母自身の夕食分で取っていた煮物一皿を、もちろん祖母の分とは言わずに出して、継父は「美味しい!!」と大喜びで完食した。その皿を、母と祖母が楽しそうに洗い、継父はダイニングのソファでまったりしている。私は、ソファの前に立って「あの煮物、ばあちゃんのだったんだよ」とハッキリ言った。継父の身体がピッ…と緊張して、(あ、間違った)と思った。祖母が「いいの!いいの!」と慌ててキッチンから「ばあちゃんが、ムコどのに食べさせてあげたかったのよ〜!野木さん気にしないでネっ」小走りでこっちに来て、笑顔をプレゼント。何を間違ったんだろう。祖母へ正しくお礼を言って欲しかった。自分で皿を洗って欲しかった。「家を守る」「うちの女を守る」正義感が発動して、嫌味を言ったかもしれない。別室で、継父を無視してテレビを観ている祖父のマインドで。私だって自分の皿洗ってないだろ。

昼食後から今(22時)まで「われわれなりのロマンティック」ノンストップ音楽制作作業。一曲、しっくりこないのがあって、新しく作り直してしまった…ひー。


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